天皇賜杯第76回全日本軟式野球大会福島県大会 結果報告(準決勝、決勝)
2021年7月4日 5:00 PM
2021年7月4日(日)、「天皇賜杯第76回全日本軟式野球大会福島県大会」の準決勝、決勝がいわき市の南部スタジアムで行われ、タンガロイ野球部は準決勝で郡山信用金庫(県中)に7-0で勝利し、決勝では先日の福島県総合体育大会の決勝と同じ相双リテック(いわき)と対戦し、1-0のサヨナラ勝利を収めました。
この結果、2021年10月15日から開幕する「天皇賜杯第76回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント」に福島県代表として出場することが決まりました。
タンガロイ野球部としては、2014年の第69回大会(愛媛県開催)以来、7年ぶりの出場となります。
また、本日は朝からあいにくの雨にもかかわらず、球場には多く方々に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
(梶原監督のコメント)
ここまでの道のりがとても長く感じました。先日の福島県総体に引き続き、とにかく選手がよくやってくれました。
選手たちの勝利への貪欲さが勝ちにつながったのだと思います。
8月の東北総体でもしっかり勝ち切り、国体への出場権を得られるよう、チーム一丸となって戦います。
▼試合内容
(準決勝)
タンガロイは初回から1番遠藤が右中間を破る二塁打で出塁、2番磯貝が送りバントを決め、ランナーを三塁まで進めるも、後続が断たれ先取点を奪うことは出来ませんでした。
3回裏の攻撃は、先頭の9番四家が四球を選び出塁、1番遠藤のピッチャーゴロで、一死二塁となり、2番磯貝がレフト前ヒットを放ち、一死一、三塁としたところで、3番宜志富のライト前に落ちるヒットで三塁ランナー四家が生還し、1-0と先取点を奪いました。続く4番西山も出塁し、一死満塁としたところで、5番吉田修也が放った打球はセカンドライナーで、ダブルプレーとなり、追加点を奪うことはできませんでした。
その後は無得点が続き7回裏の攻撃、先頭の7番柏村がレフト前ヒットで出塁、8番竹沢が放ったキャッチャー前の当たりを相手捕手の一塁への送球が悪送球となり、一塁ランナーで柏村が三塁まで進み、無死一、三塁とし、9番四家は四球で出塁、一死三塁となり、1番遠藤がレフト前に落ちるヒットを放ち、三塁ランナーの柏村が生還し、2-0としました。2番磯貝が倒れた後、3番宜志富がセンターオーバーの走者一掃となる三塁打を放ち、5-0とリードを広げました。4番西山は四球で出塁、一死一、三塁、5番吉田修也が放ったサードゴロを三塁手が本塁に悪送球で6-0、一死一、二塁となったところで相手ピッチャーが交代、6番芳賀が四球を選び、一死満塁、7番柏村が倒れた後、8番竹沢が四球を選び、押し出しとなり、7-0のコールドゲームとなりました。
先発柏村は相手打線に付け入る隙を見せず、危なげない投球で4安打完封勝利を収めました。
(決勝)
タンガロイは先発久保田が初回から丁寧にコーナーを突いた投球で相手打線に的を縛らせないピッチングで要所抑えましたが、タンガロイも相手投手をなかなか攻略できないまま迎えた4回裏の攻撃、先頭の1番遠藤が右中間に二塁打を放ち出塁、2番磯貝は送りバント失敗でランナーを進めることが出来ず、続く3番宜志富は四球を選び、一死一、二塁としましたが、後続が倒れ、先制点を奪うことが出来ませんでした。その後も両投手の踏ん張りで両チームとも得点を奪えぬまま迎えた9回裏、一死後、1番遠藤の放ったサードゴロを三塁手が一塁へ悪送球、遠藤は二塁まで進み、2番磯貝の放ったサードゴロを、今度は三塁手の送球で一塁手の足がベースから離れ、一死一、三塁となり、3番宜志富は申告敬遠で一死満塁としたところで、4番西山が倒れるものの、5番吉田修也がレフトに痛烈なヒットを放ち、見事1-0でサヨナラ勝利となりました。
投手陣も先発久保田が8回まで相手打線を2安打で抑え、9回は大和田につなぎ、完璧な継投で相手打線を封じ込みました。